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長野県民主医療機関連合会

アクセスマップ

〒390-0803
長野県松本市元町2-9-11
民医連会館2F
TEL.0263-36-1390
FAX.0263-33-1229

薬学生のみなさんへ

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薬剤分野の活動

副作用委員会

薬は病気の治療あるいは症状の軽減を求めて使用しています。しかし、本来薬に期待した効果以外の作用が現れてしまうことがあり、これを副作用と呼んでいます。一般的には薬の悪い面として捉えられています。
副 作用症例から得られる情報を収集し、分析・評価することは、副作用の被害から患者さんを守るために重要な役割を果たします。民医連では独自に、全国にある病院・薬局等から副作用情報を集積する活動を行っています。そして、モニター制度開始20年経つ現在では年間4,000件以上の報告があり、3万件近い副作用症例のデータベースをもつまでになっています。 国内では他に厚生労働省が副作用モニターを行っていますが、 その情報のほとんどは企業からの報告によるものです。 民医連副作用モニターの最もすぐれた特質は、患者さん、地域に密着した医療機関が行っている副作用モニターで、 企業とは違って中立で患者さんを守る視点で行っている点にあります。

会議は3ヶ月に一度開催しています。長野県民医連に加盟する県内6病院、6保険薬局からの副作用症例を持ち寄り、報告するとともに、具体的な経過等を含め、 情報を共有する機会をもっています。必要とされるものは厚生労働省への報告も行っています。このように、副作用の再発防止に役立てる活動の1つとして薬剤師として取り組んでいます。

DI委員会

DIとはDrug Informationの略で「医薬品情報」と訳されます。
薬剤の情報を管理し、医師や看護師、また患者様へ適切な情報を提供することは薬の専門家として果たすべき大切な役割です。
2ヶ月に一度、各病院・保険薬局から一名ずつの代表者が集まり会議を開いています。
その中で、各病院・薬局であがった質問と回答を持ち寄り報告します。各病院・保険薬局の中だけに留まらず県内の薬剤師で情報を交換、共有できるので視野が広がります。
また、新薬評価も行い採用薬品の検討に生かしています。
医薬品情報の共有、発信の中心としては、長野県医療事業共同組合が設置されており、より速い情報収集と伝達を行っています。
新しい情報は次々と出てきます。目まぐるしく変化する情報に常に注意を向け活用することはより良い安全な医療をつくることにつながります。

学術研究発表会

薬剤師が集う研究発表会を毎年開催しています。
発表会では活発な意見交換が行われ、学術的分野のみならず、業務交流という点でも意味のあるものとなっています。 忙しい中でも、発表という目標を決めることで真剣に取り組むことができ、力量アップにもつながっています。
研究発表にむけて、カルテ調査や患者様の意見を聞くこと又、発表や質疑応答などを経験することは、自分自身成長するよい機会になっています。

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